プレプリントサーバは、査読などを通していない出版前の論文(プレプリント)のためのリポジトリであり、その後、査読や出版のためにジャーナルに投稿されることがよくあります。 F1000Researchのすべての論文は、(DOIが付与され)恒久的に出版され、出版後に正式な査読を受けます。査読は出版後すぐに開始されるため、論文はプレプリントではなく、査読の結果に関係なく他のジャーナルに投稿することはできません。
まれに、F1000Researchまたは論文の著者が査読の中止を決定することがあります。そのような場合、論文には査読を中止したことを説明する明確なラベルが付けられます。論文はこの段階では「査読を通過('passed peer review')」しておらず、PubMedなどの文献データベースにインデックスされていないためプレプリントと同等と見なされ、著者は別のジャーナルに論文を投稿し出版することができます。他のジャーナルへの投稿を検討する際には、必ずF1000Researchチームに相談してください。
はい。査読の状況に関係なくすべての論文が出版されます。「査読」と「出版」は2つの独立したコンセプトです。ほとんどのジャーナルは査読後に論文を出版しますが、F1000Researchでは、まず出版し、その後に査読を行います。
エディトリアル(Editorial)などの依頼論文を除いて、F1000Researchで出版されたすべての論文は査読されます。査読状況は論文の右上隅に表示されます。
はい。APIを使用し特定の論文のXMLとPDFをダウンロードしたり、論文のコーパス全体のXMLへのリンクをダウンロードできます。詳細についてはこちらを参照してください。
F1000Researchは、物理学、生命科学、工学、医学、社会科学、人文科学に関するあらゆる形態の研究について、原著論文からソフトウェアツールに関する報告まで幅広く出版するためのプラットフォームを提供します。F1000ResearchのJapan Institutional Gatewayでは、関心の高まりや新規性の程度に関係なく、科学のすべての分野についての英語論文に加え、社会科学および人文科学についての日本語論文を出版しています。
社会科学と人文科学の論文種別(article type)の詳細については、論文ガイドラインを参照してください。 F1000Researchは、ポジティブな結果、ネガティブな結果、または結果の得られなかった研究、再現研究、反論のための研究を等しく歓迎します。
ゲートウェイは、注目のコンテンツやその他のリソースへのリンクを備えた、機関または組織向けのパーソナライズされたポータルです。
ゲートウェイへのすべての投稿は、F1000Researchの標準的な編集チェックを受けます。ゲートウェイに含めることが提案されている投稿をゲートウェイアドバイザーが受け付けない場合でも、このチェックを通過したものはF1000Researchで出版されます。ゲートウェイの開設に興味がある場合は、編集チームに連絡してください。
CRediT の分類を使用して各著者の貢献内容を指定してください。これにより、各著者の役割を詳細に透明性を持たせて提示するという説明責任を果たすことができます。投稿時に、14項目のリストから、各著者についてのすべての貢献項目を選択するように求められます。詳細については、ここをクリックしてください。
論文の著者リストが出版後に変更された場合は、新しいバージョンの論文が出版されます。変更に関する説明は、新しいバージョンの上部にある'Amendments'(修正)セクションに含まれます。論文の各バージョンはそれぞれにDOIが付与され、これらを個別に引用でき、またアクセスできます。したがって、著者リストは論文の以前のバージョンに影響を与えることなく変更できます。また、著者の貢献項目も必要に応じて更新してください。
著者の変更については、すべての著者が書面または電子メールで確認する必要があり、責任著者(corresponding author)は、共著者からこの確認を取得する責任があります。 F1000Researchチームは、確認を得るために共著者に直接連絡することもあります。
研究に貢献したが、著者の基準を満たしていない人は、Acknowledgments(謝辞)セクションに記載してください。Acknowledgments(謝辞)に記載されるすべての人から、著者が責任を持って、氏名と所属を論文に記載する許可を得てください。
出版後に査読を行う理由は、他の人が研究にアクセスできるまでの(査読による)遅延を生じさせないためです。クローズドな(場合によってはバイアスのある)査読プロセスは、多くの場合、数か月、場合によっては数年かかることもあり、競合する論文が先に出版される可能性があります。F1000Researchのモデルは、1人の編集者または査読者によって意図的に出版を阻止されたり保留とされる可能性を排除します。また先に出版することで、専門家の査読者が審査している間にも、個々の研究者が自身のために論文内の研究を評価したり、自身の研究に活用したり、論文内のデータの分析を行うことができます。
投稿論文について、著者が資格要件を満たしているか、内容、質、論調、形式が適切であるかについて、社内の編集チームが注意深くチェックを行います。また、投稿論文が完全なものか、盗用されていないか、倫理基準を満たしているかについても確認します。これに加え、すべてのサポートデータへの引用が論文に含まれているか、Methodsセクションにデータを有効活用するための適切な情報が含まれているか、記述が理解可能であるか、論文ガイドライン のすべての要件を満たしているかを確認するため編集チームで著者をサポートします。
査読は出版後に行われるため、著者は査読プロセス中に指摘された懸念や不十分な点を改訂した新しいバージョンの論文を投稿できます。論文の新しいバージョンが出版されると、以前のバージョンの査読者は、懸念事項への対処が行われたかを確認するように再査読を依頼されます。論文のすべてのバージョンはアクセス可能であり、それぞれに独自のDOI(デジタルオブジェクト識別子)が付与され、個別に引用できます。論文の最新バージョンがデフォルトとして表示され、古いバージョンには、新しいバージョンが利用可能であるという明確な通知が表示されます。
F1000Researchでの出版は従来のジャーナルよりもはるかに動きがあり、最初のバージョンが出版された後も論文はまだ「更新中」です。さまざまな種類の論文バージョンをより明確に区別するために、次のバッジでラベル付けします。
[Revised] (改訂)は、通常、査読担当者のコメントに応じて改訂が組み込まれた新しいバージョンを示します。[Update] (更新)は新しいバージョンであり、多くの場合、論文が文献データベースにインデックスされた後および/または査読が完了したと見なされた後に、著者が論文内で議論されている内容にちょっとした更新を加えたものです。
黒の[Updated] (更新済み)バッジは使用されなくなりました。
すべての論文のすべてのバージョンが保持されアクセス可能ですが、引用されている古いバージョンの論文にアクセスすると、新しいバージョンが利用可能であることを知らせるメッセージが画面に表示されます。論文のPDFを文献管理ソフトまたはコンピューターに保存している場合は、CrossMarkボタンを使用して最新バージョンであることを確認できます。CrossMarkボタンをクリックすると、利用可能な新しいバージョンがある場合、そのPDFがすぐに表示されます。
いいえ。F1000Researchでは査読を待っている論文も正式に出版されています。F1000Researchの論文は査読待ちでも(たとえば、原稿、CV(履歴書)、助成金申請書などに)引用することができます。論文が査読のどの段階なのかを明確にするため、引用には査読ステータスの詳細も含まれます。後になって読者が引用リンクから論文を閲覧する際には、閲覧時の査読状況を確認できます。
必ずしもそうではありません。最も重要なのは、'Not Approved'(承認されず)は'Rejected'(却下)を意味するものではない点です。これは単に、論文の現在のバージョンが十分に高い水準ではないと査読者が見なしていることを意味します。修正されない限り、結果と結論を著しく損なういくつかの不具合が指摘されている状態です。論文は継続して出版され、査読者が十分に改善されたと判断した場合、改訂版は'Approved'(承認)または'Approved with Reservations'(条件付き承認)になる可能性があります。
'Approved'(承認)という用語は、査読者が専門的根拠に基づいた査読の結果、改訂の必要なし、またはわずかな改訂しか必要ないと見なしていることを意味します。
'Approved with Reservations'(条件付き承認)とは、査読者が論文の学術的価値を認めてはいるが、論文にいくつかの小さな変更、または特定の変更、場合によってはより大幅な改訂を指示したことを意味します。
すべての査読者が論文を承認する場合でも、バージョンの更新を歓迎します。
新しい論文のバージョンは、査読のコメントに応じて修正が組み込まれている場合、改訂と見なされます。査読通過後に著者が論文に小さな更新や新しい情報を追加した場合、そのバージョンは更新と見なされます。
新しいバージョンを出版することでいつでも論文を改訂できますが、査読レポートに応じて論文を改訂することをお勧めします。近いうちに査読レポートが提出されると見込まれる場合は、レポートが公開されるまで待つことを勧められる場合があります。しかし、F1000Researchの出版プロセスは著者主導で行われるため、著者が改訂の時期を決定することができます。
論文の改訂版または更新版を投稿するには、投稿著者のF1000Researchアカウントにサインインする必要があります。 Submissionsページで現在出版されている原稿ファイルをダウンロードし、変更履歴機能をオンにして原稿ファイルの編集を行ってください。新しいバージョンの作成方法の詳細については、論文ガイドラインを参照してください。
いいえ、できません。あなたの論文がF1000Researchで出版されると、DOIが付与され正式に引用されます。つまりコンテンツ全体が恒久的に保持されなければならず、変更や削除はできません。論文を変更したい場合は、新しいバージョンを出版できます。これにより、元の論文を探している人は、新しい改訂版に自動的にリダイレクトされます。もちろん、サンプルが混同されたり、主要な結果が欠陥のある試薬を使用したものであったりなど、論文全体に深刻な問題があるとわかった場合は、論文を“retracted”(撤回)としてマークし、説明するメモを追加することができます。修正、差し替え、撤回のポリシーの詳細をご覧ください。
まれに、長期間経過しても論文の査読者を取得できなかった場合、査読が中止されるとがあります。その場合でも論文を取り下げることはできませんが、論文が査読を受けていないという説明を追加して、プレプリントと同等のステータスにすることができます。他の多くのジャーナル編集者は、以前にプレプリントサーバーに掲載された論文の投稿を許可していますので、同様にこれらの論文も検討されると言えます(このオプションを希望する場合は、必ずresearch@f1000.comまでご連絡ください)。
F1000Researchでの査読は著者主導のプロセスです。著者は、自分の分野の専門家が誰であるかを詳しく知っているため(特定の基準に従って)論文の査読者を推薦します。しかし、まれに著者は自分の論文に対して2人以上の査読者を確保するのが難しい場合があるかもしれません。たとえば、ニッチなトピックで査読できる専門的な査読者の数が限られているなどの理由が考えられます。
論文の査読レポートが6ヶ月たっても0であるか、9ヶ月たっても1つしかない著者は、F1000Researchチームと相談して査読の中止を選択できます。査読者の招聘を中止すると、論文ページの上部にある[Open Peer Review]ボックスにノートを追加し、少なくとも当面は(それ以上の)査読レポートが追加されないことを読者に知らせます。
査読レポートが0または1つしかない論文は、PubMedやその他の文献データベースにインデックスされないことに注意してください。査読が中止された場合、論文のステータスはプレプリントと同等と見なすことができます。著者が編集チームresearch@f1000.comに通知した場合、著者はその論文を別のジャーナルに自由に投稿できます。その場合、F1000Researchの論文の履歴をどのように考慮するかは、他のジャーナルの編集者の裁量に完全に委ねられていることに注意してください。
はい。査読者の氏名と査読レポートを論文と一緒に公開します。論文ページまたは論文PDFにアクセスし、すべての人が、すべての査読レポート、査読者名、およびコメントを見ることができます。
査読者の身元とコメントを公開するのにはたくさんの良い理由があります。
第一に:著者が自分の研究を誰が査読したのかわからず、査読者が査読コメントを公に主張する必要のない非公表の査読は、バイアスの可能性(必然性)をもたらします。自分と競合する研究を査読する査読者は、論文を不当に批判したり、出版を遅らせたりする可能性があります。
第二に:査読レポートは興味深く有益である可能性があり、誰もがそれらを見る機会を与えられるべきだと考えます。論文に対して、可能な限りの価値を追加する客観的な批評を著者と読者の両方にもたらします。いくつかの論文についての査読の範囲(肯定的、否定的、中立的)を見るのも興味深いことです。これは、物議を醸している最先端の科学分野における専門家の意見の真の広がりを反映していることがよくあります。
第三に:査読レポートが公になっていない場合、査読者はその貢献に対してクレジットを得られません。彼らは他の科学者の研究を査読し、その改善について助言することに膨大な時間と労力を費やしており、これは当然認識されるべきです。
そして最後に、公的にアクセス可能な署名された査読レポートは、匿名の査読よりもより良く記述され、建設的である傾向があります。これは、ランダム化比較試験でも示されています。したがって、査読レポートを公開するという行為は、実際に著者が受け取るアドバイスの質を向上させます。
建設的な批評は査読者の仕事の中核部分であるため、査読レポートには、論文の不十分な点に対する改善や洞察の提案が含まれていることがよくあります。F1000Researchの査読レポートも、この点に違いはありません。 F1000Researchの違いは、公で査読者に回答し明確に説明できることです。また査読者が論文の誤りや見落としを指摘し、それを改善する方法を提案する場合は、これらの指摘に対する改訂版を出版できます。 F1000Researchの優れている点は、他の人(または論文)の査読を見ることができることです。それにより、建設的な批評が多くの査読レポートで一般的であることに気付くでしょう。
F1000Researchの基準は“sound science”(論理的な正しい科学論文)を出版することです。私たちはすべての投稿論文に対して一連の社内チェックを行い、私たちと私たちのアドバイザーが論理的に正しい科学ではないと見なしたものは出版しません。この分野の専門家として、査読者は論文内の資料を深く理解し、出版された論文が科学的に正しくない、また大幅な変更が必要であると判断する場合があります。その結果、まれに一部の出版論文がなんの異論もなく否定的に査読される場合があります。
その場合、査読者の批評に対処するため、著者が論文の改訂版を投稿することをお勧めします。自分の研究について査読結果が不当に否定的だと感じた場合は、論文の元のバージョンまたは改訂されたバージョンのいずれかで新しい査読者を要請することもできます。複数の査読者が不当に否定的であると著者が感じた場合は、research@f1000.comに連絡して懸念事項について話し合い、査読プロセスにバイアスがないことを確認してください。
他のほとんどのジャーナルの場合と同様に、査読者はF1000Researchによって正式に招聘されます。著者からの提案に基づいて選択され、招聘前に論文の査読者としての適合性がチェックされます。著者のいずれかと共同研究を行った、または現在共同研究を行っている場合は査読者として認められません。また査読者は利益相反の申告を求められます。
F1000Researchには、論文の受理や却下を決定したり適切な査読者を指名する学術編集者はいません。代わりに、F1000Researchの査読プロセスは著者が主導するため、論文の査読者を推薦する責任は著者にあるわけです。著者は、論文を査読するために必要な知識を持ちF1000Researchの査読者基準を満たしている分野の人々を特定するのに最適です。査読者を見つけるための著者向けのヒント集(tips for finding reviewers)を用意しましたので参照してください。さらに、My Researchページの投稿または出版論文の横にあるリンクからアクセスできる査読者発見ツール(Reviewer Finder Tool)も用意しました。
著者には、出版前に少なくとも5人の適切な査読者の氏名と詳細を提供するようお願いしています。従来のジャーナルと同様に、十分な数の査読者が論文の査読に同意するまで、5人以上(場合によってはそれ以上)の査読者を招聘する必要がある場合があります。
私たちは少なくとも2つの査読レポートが公開されるまで、査読者の推薦について著者に連絡し続けます。
F1000Researchチームです。F1000Researchチームは、著者に代わって査読プロセスを管理します。著者から推薦された査読者に連絡し、査読中の支援を行います。査読の客観性に影響を与える可能性があるため、著者は査読者に直接連絡しないでください。
外部の査読者による正式な査読に代わり「内部で」査読を提供できる編集者はいません。F1000Researchのモデルは完全な透明性に基づいて構築されており、編集上のバイアスを回避するように設定されています。従来のジャーナルとは異なり、F1000Researchでは論文の出版を決定する学術編集者や編集委員は置かず、またすべての査読レポートを公開しています。
すべての論文について、自発的でオープンな科学的議論を推奨します。投稿されたコメントは私たちのポリシーに従い、コメントシステムを通じて公開されます。論文にコメントしたい人は、氏名と所属とともに、利益相反の申告を求められます。
オープンな科学的討論やディスカッションを歓迎しますが、コメントシステムやソーシャルメディアを介した著者や査読者に対する暴言は容認しません。行き過ぎたケースの場合、所属機関への報告を検討します。
出版論文はまずGoogle Scholarに掲載されます。その後、論文が査読を通過するとPubMed、PubMed Central、MEDLINE、Europe PMC、Scopus、Chemical Abstracts Service、British Library、Crossref、DOAJ、およびEmbaseにインデックスされます。
査読を通過したすべての論文は、PubMed CentralとBritish Libraryにアーカイブされます。査読のどの段階でも、すべての論文はPorticoにインデックスされています。論文に関連するデータとコードは、私たちがアーカイブポリシーを承認したリポジトリにのみ保存されます。
査読を通過した論文は、さまざまな文献データベースにインデックスされます(「私の論文はどこにインデックスされますか?」を参照)。 2015年9月まで、論文のタイトルに追加される査読ステータスが、インデックスの要件(つまり、2つの'Approved'(承認)ステータス、または1つの'Approved'(承認)と2つの'Approved with Reservations'(条件付き承認))に達すると、自動的に“indexed”に変更されました。 2015年9月以降、“indexed”という用語は使用されておらず、それに代わり、査読の承認ステータスがリストされています。
F1000Researchは出版プラットフォームであり、ジャーナルではありません。査読後に受理(acceptance)/却下(rejection)の決定を下す学術編集者はいませんし、また、一般的な研究論文に加え、小規模な調査、ネガティブな/成果の得られなかった調査結果、データとソフトウェアに関する論文、症例報告など、さまざまな種類の論文を受け入れ、そのような論文の出版を推奨しています。F1000Researchはインパクトファクターを管理しているWeb of Scienceにはインデックスされていないため、現在、インパクトファクターはありません。インパクトファクターは研究コミュニティで広く使用されていますが、私たちは個々の研究論文はジャーナルレベルではなく論文レベルで評価するのが最適であると考えています。個々の論文のインパクト(影響力)を評価するのに役立つ、さまざまな論文レベルのメトリックを提供しています。
個々の論文には、その状況に応じて、Altmetrics、ScopusとPubMedの引用、F1000ResearchとPubMed Centralでのアクセス数とPDFのダウンロード数など論文レベルの指標が表示されます。
F1000Researchの論文はオンラインのみの出版ですので、Figure(カラーFigureを含む)と表の数に制限はありません。論文掲載料(Article Processing Charge, APC)は、論文本体(タイトルページ、Abstract、Figure、FigureとTableのlegend、Referenceを除く)の単語数に基づいて決まります。論文掲載料のリストはここから入手できます。
著者が査読者の提案に応じて論文を改訂する場合、すべての改訂版は無料で出版されます。(2019年5月現在)著者の希望で小規模な更新や新しい情報を出版論文に追加する際には、発生する編集費用をカバーするために少額の論文掲載料(Article Processing Charge, APC)を著者に請求します。
いいえ。あなたの論文が査読者から否定的なフィードバックを受け取った場合でも、論文は引き続き出版されているため、査読者の指摘に対応した新しいバージョンの投稿をお勧めします。論文に関して追加の査読を希望する場合は、新しい査読者を推薦することもできます。
同様に、複数の査読者が論文の査読を辞退した場合でも、その論文は出版されたままになりますので、査読者を見つけるためのヒント集(tips for finding reviewers)に従って、追加の査読者を推薦することをお勧めします。 1人の査読者からフィードバックを受け取った場合、または追加のデータや結果がある場合は、論文の新しいバージョンを出版することで、査読者を確保できる可能性も高くなります。
論文に対して査読レポートがなかったり否定的なフィードバックを受け取るのは残念なことですが、論文の出版と査読プロセスのサポートに時間とリソースを費やしているため、論文掲載料(Article Processing Charge, APC)の払い戻しを行うことはできません。
APCの内訳についてはここを参照してください。
他の研究者が、データを利用し分析を行い、あなたの研究結果を再現できるように、承認されたリポジトリにデータをデポジットするようお願いします。元のデータセットを入手できない場合、他の科学者は研究を再現することができず、研究データの収集/分析とそれによる結果と結論が正しいと想定することになります。
主要な助成機関やその他の機関は、調査研究の基礎となるデータを利用可能にする必要があることを明確に示しています。英国王立協会報告書(UK Royal Society Report)のScience as an Open Enterprise、米国科学技術政策局(US Office of Science and Technology Policy (OSTP))のExpanding Public Access to the Results of Publicly Funded Research 、欧州委員会(European Commission)のステートメントScientific Data: open access to research results will boost Europe's innovation capacity を参照してください。
タンパク質構造データバンクのPDBなど、投稿するデータの種類に応じたサブジェクト固有のリポジトリがある場合は、そこにデータをデポジットしてください。データの共有、準備、ホスティングの詳細については、このガイドライン(data preparation guidelines)を参照してください。それ以外の場合は、データ投稿についてお問い合わせください。
F1000Researchに投稿された論文に関連するデータセットには、クリエイティブコモンズのパブリックドメイン・ライセンス(CC0, Creative Commons Public Domain Dedication)を使用することをお勧めします。
すべてのセキュリティまたは患者の守秘義務の問題に対処できるようデータを適切に匿名化できない場合(たとえば、HIPAA (Health Insurance Portability and Accountability Act)のプライバシールールの匿名化基準(HIPAA Privacy Rule's De-Identification Standard)に対応できない場合など)、通常はアクセス制御されたデータベースに保存してもらいます。このような場合、必要な基準を満たす研究者に、要求に応じてデータを確認するためのアクセス権を付与する必要があります。
関連する実験の種類によって異なるため、この質問に対する簡単な答えはありません。全般的なルールは、別の研究者がそれを再分析または再現するのに十分なデータがなければならないということです。不明な点がある場合はガイダンスを提供しますので、編集チームに問い合わせてください。
従来のCitation(引用形式)に、さらに2つの項目を追加しました。論文のバージョン番号と、‘Approved’(承認)/'Approved with Reservations'(条件付き承認)/'Not Approved'(承認されず)を受け取った査読レポートの数です。この情報は、コピー時に誤って削除されないように、論文タイトルの直後に角括弧で囲まれて記載されています。すべての論文にはDOI(デジタルオブジェクト識別子)が割り当てられていますので、論文は次の形式で引用してください。
Authors. Article title [version number; details of peer review status]. F1000Research YEAR, volume:publication number (doi).
論文の完全なCitation(引用形式)は、論文ページの’Cite’ボタンをクリックして取得できます。
F1000Researchの論文に関連するすべての査読レポートには、発行時にDOI(デジタルオブジェクト識別子)が付与されます。これにより、査読レポートは論文とは別に引用できます。査読レポートの完全なCitation(引用形式)は、査読レポートの横にある’Cite’ボタンをクリックして取得できます。査読レポートの正しいCitation(引用形式)は次のとおりです。
Reviewer name(s). Peer Review Report For: Article title [version number; details of peer review status]. F1000Research YEAR, volume:publication number (doi)
F1000Researchの論文に関連付けられたソースデータセットは、特定の条件を満たすリポジトリに保存されます。各論文には‘Data Availability‘セクションが含まれ、ここにリポジトリによって割り当てられた恒久的な識別子やどのように引用するかなど、ソースデータに関する情報が記載されます。
歴史的に、データセットはF1000Researchによって出版されていました。このような場合、データセットのCitation(引用形式)は、論文内のデータセットの横にある’Cite’ボタンをクリックして取得できます。
F1000Researchの論文は通常、CC-BYライセンスの下で出版されます。これにより、オリジナルの研究を適切に引用することで、制限なく利用、配布、改変が可能となります。論文の著作権は通常、著者または著者の所属機関が保持します。必要に応じて一部の政府職員には、CC-BYライセンスの下での出版が免除されます。適用されるCC-BYライセンスのバージョンは定期的な更新により変更される可能性があるため、各論文のライセンス情報をAbstractの下に表示しています。
F1000Researchの論文のすべての査読レポートは、CC-BYライセンスの下で公開されており、元のレポートを適切に引用することで、制限なく利用、配布、改変が可能となります。論文の著作権は通常、査読者または査読者の所属機関が保持します。著作権とライセンス情報を正確に示すため、各査読レポートには‘Copyright information’セクションが追加されます。
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